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生理でもないのに出血!?心配ない不正出血と危険な不正出血とは

生理でもないのに突然出血すると「何かの病気?悪いところがあるの!?」とビックリしてしまいますよね。

生理以外の出血は全て不正出血と呼ばれ、およそ6割の女性が経験していると言います。
決して珍しいことではなく心配ない場合が多いのですが、だからと言って放っておくのは禁物!
深刻な病気が隠されていたり、不妊症に繋がったりすることもあるんですよ。


今回私も低温期に不正出血を起こしてしまい…
妊活中の不正出血ということで、妊娠の妨げにならないか心配になり、これを機に不正出血が起こる原因についてまとめてみました!

同じく不正出血が気になる方、病院に行こうか悩んでいる方、見ていって下さいね☆

不正出血ってどんなもの?

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不正出血とは、生理以外で起こる出血全般のことです。
状態としては、おりものに血が混じる程度のものから経血と同じくらいの量と、原因やその時の体の状態によって様々です。
不正出血には「器質性出血」「機能性出血」の二種類があります。


不正出血の原因

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器質性出血

子宮や腟などの炎症や腫瘍など、何らかの疾患が原因となって起こる不正出血のことで、次のような疾患があります。


・子宮頚管ポリープ
子宮頚管にできる良性の腫瘍です。
女性ホルモンや細菌感染による炎症が関係していると考えられています。
妊娠後にポリープが見つかると、妊娠に悪影響を及ぼすことがあるので注意が必要です。


・子宮筋腫
子宮にできる良性の腫瘍で、35歳以上の女性の3~4人に1人に見られる非常に多い疾患です。
原因には女性ホルモンが関係していると言われていますが、詳しいことはまだはっきり分かっていません。
主な症状は、生理の際の出血量が多くなることと生理痛です。
子宮内でできる場所によって、不妊症や流産・早産の原因にもなります。


・子宮がん
子宮がんには、子宮頚部にできる「子宮頸がん」と、子宮の奥にできる「子宮体がん」があります。
子宮頸がんは若い女性が発症するがんの中で最も多く、20代後半から30代で急増します。
初期のものには症状はありませんが、進行すると不正出血等の症状として現れてきます。
子宮体がんは50代から60代の女性に多く、初期の段階から不正出血が見られるのが特徴です。


・子宮内膜症
子宮の内側にしか存在しないはずの子宮内膜が、子宮以外の色々な場所に発生してしまう病気です。
本来の子宮内膜と違って排出されないので、その場に溜まって炎症を起こしたり、臓器との癒着を起こすこともあります。
生殖年齢の女性のおよそ10%に発症し、30代~40代の女性に最も多いと言われています。
激しい生理痛が起き、不妊症の原因にもなります。


機能性出血

機能性出血とは上のような病的な原因がない出血のことを言い、大体の不正出血がこれに当てはまります。


・排卵出血(中間期出血)
排卵の際に、卵子が卵巣の表面を傷つけることで出血する場合があります。
また、排卵前後でホルモンのバランスが急激に変化するため、子宮内膜が剥がれて出血することがあります。
基礎体温を付けていると分かりやすいのですが、排卵日辺りに少量の出血が2~3日見られるのが排卵出血のサインです。
合わせて軽い排卵痛を伴うこともあります。
全ての女性に起こるものではないのですが、生理的な出血のため心配はありません。


・着床出血
妊娠している場合は、生理開始予定日の1週間前~数日前辺りに、1~3日間ごく少量の出血が見られることがあります。
受精卵が子宮内膜に着床する際、子宮壁を傷つけることで起こるもので、これを着床出血と言います。
チクチクとした痛みのある着床痛を伴うこともあります。


・ホルモンバランスの乱れ
女性の体の中では排卵の前後で、
・卵胞の成熟を助け子宮内膜を厚くするエストロゲン(卵胞ホルモン)
・更に子宮内膜を厚くして受精卵の着床を助けるプロゲステロン(黄体ホルモン)
という2つのホルモンがそれぞれ働いています。

これらのホルモンはとても繊細で、ストレスや生活習慣の乱れ等によりすぐにバランスを崩してしまいます。
その結果、生理でもないのに子宮内膜が剥がれて出血が起こる結果に。
ホルモンバランスを崩しやすい思春期や更年期にも起こりやすいと言われています。

今回の出血の原因は?

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私の今回の不正出血は排卵予定日より1週間も早く起こりました。
排卵出血ではなく、もちろん着床出血でもないので産婦人科を受診し、子宮がん検診とホルモン検査をしてもらいました。
結果、全て異常なし。
ホルモンバランスが一時的に乱れてしまったのだろうということでした。

この不正出血、数カ月~数年に一度起きていて、今回のような多めの出血は十数年ぶりかな?
なんでよりによって妊活中に起きるんや…( ノД`)
でも、特段の異常はないか色々検査できたので、逆に良い機会だったかな?と思っています。


その影響か?今回は低温期の期間がかなり伸び伸びに…でも高温期の体温は前回同様安定したままでした
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低温期の体温がガタガタしているのが気になっていたのですが、お医者さんに聞くと低温期のガタガタは特に気にしなくて良いとのこと!


基本的に
・低温期と高温期の差が0.3℃以上あること。
・高温期の体温が安定していること。

この2点が妊娠に必要なポイントだそうです。


まとめ

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生理以外に出血が起こると心配してしまいますが、実はホルモンバランスの乱れや排卵出血等、特に問題のない場合が多いです。

ただ、自己判断は危険です
排卵出血だと思っていても、実は別の病気だったということもあり得ますし、
出血以外に特に症状がないからと放っておくといつの間にか妊娠しにくい体になっていた、ということもあります。
自己判断はせず、気になったらすぐに検査を受けて下さいね!


通常の子宮がん検診だったら内診だけで済みますし、妊娠希望の場合、ホルモン検査を一緒にやっても採血だけで簡単に済みますよ。
行きづらいイメージの婦人科・産婦人科ですが、一度行ってみると思ったよりハードルが低いことが分かるかもしれません。
気楽な気持ちで行ってみて下さいねp(*^-^*)q


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